サンシュユ(山茱萸:春黄金花、秋珊瑚)

サンシュユ(山茱萸:春黄金花、秋珊瑚)の実が冬空に映えて鮮やかな真紅の珊瑚のように輝いている。
朝鮮半島・中国原産で、日本には江戸時代享保年間(1720年頃)に小石川御薬園に初めて植えられたとされる。
葉が出る前の早春(3月頃)に、枝いっぱいに黄色い小さな花を咲かせ、果実(正確には偽果)をつける。
12月頃落葉して、紅い実が鮮やかな真紅となる。有名な植物学者の牧野富太郎博士はこの果実に「アキサンゴ:秋珊瑚」と称し、別名ともなった。
赤い果実は渋みと甘酸っぱさがあり薬用【生薬名:サンシュユ(山茱萸)】として滋養強壮、収斂、止血などに効果があるとされ、「八味地黄丸」などに配合さている。
一般家庭では、果実をお酒に漬けて、滋養強壮や疲労回復目的の健康酒として利用されている。
今年は野山に餌が多いのか、鳥が果実を啄みに来ない。
八味丸を服用しているので、たくさん果実を乾燥させておこう。
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