「更に美味しいお米作りを目指す」

来年の米作りのための「レンゲ(蓮華)」の種蒔き作業終わる!
うめだファームの米作りは、金剛山中腹から湧き出る百々川北流の上流にある砂防ダム内から取水した清らかな水による栽培が特徴である。
収穫したお米は、さんろくカフェのランチやさんろく弁当に用い、また、葛城酒造の「百楽門 華」の酒米として用いられている。
昔からこの地域の米は「吐田郷米」として美味しい米としての評価が高い。
昔からレンゲ畑で栽培された米は「美味しい米」と言われているが、化学肥料が出来てから、レンゲ畑はほとんど見られなくなった。
そこで、来年は「昔ながらのレンゲ畑」にしたのちに、米作りを行うことにした。
稲刈り後の水田を耕運し、レンゲの種を蒔き、更に翌日に浅く土を被せた。
水田にするまでの耕運回数が多くなり手間がかかるが、更に「美味しい米」作りを目指す。
レンゲの発芽率は80%以上とのことであるが、来年4月、昔のようなレンゲ畑になっているか?楽しみである‼️
レンゲ畑にして米を育てると美味しい米ができる理由
①レンゲは根に根粒菌という微生物がおり、この根粒菌が空気中の窒素を固定し、土壌に天然の肥料(窒素分)を供給する。つまり、化学肥料を使わずに栄養豊富な土にできる。
②開花後にレンゲをすき込むことで有機質が増えて土が柔らかくなる。
③田の土がふかふかになり、水もちと水はけのバランスがとれ、根の張りが良くなり、稲の生育が安定する。
④化学肥料に頼りすぎないことで、米の中のアミノ酸バランスが良くなり、 香りが自然で甘みがあり、粘りとツヤが良くなる。
などが報告されている。
よかったらシェアしてください!
目次
閉じる