花酵母によるお酒造り、いったいどうなる!
一昨日、早朝に一言主神社にお詣りし、「シャクヤクの花弁から採れた酵母菌によるお酒造りが成功しますように」と一言主にお願いしてきた。
酒造りが始まったとのことで、昨日、葛城酒造へ!
杜氏の久保社長による現在の状況を見学・説明を受けてきた。
酵母菌と米麹を混ぜて仕込が始まり(踊りというらしい)、その醗酵状態をみせてもらったが、やはり、サッカロミセス・セレビシエの醗酵力は他の醸造酵母に比して弱いらしい。
温度条件や酵母量などを調整して酒造りが進んでいくというが、これからが杜氏の腕にかかっている。
しかし、なにしろ葛城酒蔵で、花酵母によるお酒造りは初めてであり、更に、久保社長が「この酵母による酒造りはアルコール濃度が高くならず、リスクが高い」といっておられた言葉が脳裏をよぎる。
「ほんとうにシャクヤク花酵母のお酒造りはドキドキものである」
私は見守るしかない。
一言主神のチカラをお借りして醗酵が順調に進む事を祈るばかりである。