今年の稲作栽培

さんろく自然塾うめだファーム

今年の稲作栽培

冬の田おこし(寒おこし:天地返し)が終わる。

寒い時期に田んぼを耕すことを「寒おこし」「天地おこし」などと言っているが、この「寒おこし」は、元肥(基本的な肥料)を田一面に撒き、稲株を起し、土を荒く耕運する。

土に肥料を混ぜる、かつ、土に空気を入れての土作り。

稲株の粉砕片や藁などを腐敗させ、さらに生えてくる草の発芽を抑える目的もある。

稲作2年目「寒おこし」後の田んぼを見ると、今年も頑張って稲作栽培に挑戦するぞというファイトが湧いてきた。

時代は変わり、今はトラクターで田おこしするが、幼少の頃、牛にくびきをつけて犂(からすき:耕土を掘り起こす道具)を牽引させて田おこしをしていた。

その当時の2段式の「からすき」は今もうめだファームの軒先に置いてある。

年代物で錆びているがまだきれいである。

さんろくカフェに来られた折には、興味のある方はご覧ください。

昨年は田植え時に新型コロナが蔓延して、田植え体験の呼びかけが出来なかったが、今年はどうなるのだろうか‼️