チュウゴクアミガサハゴロモ

チュウゴクアミガサハゴロモが増えている——第2弾
茶褐色(鉄さび色)で、蛾に似たチュウゴクアミガサハゴロモ、翅の中央部の左右の両端に小さな三角形の白斑がある。
昨日、ミカン畑にミカンを収穫に行くと、ミカン以外にもポンカン、カボス、柚子、晩白柚などにもハゴロモがたくさんいて、枝には白い産卵痕(白いふあふあしたもの)があちこちについており、既に「すす病」になっている部分があった。
第一弾で「こぶしの木」「イチジク」「山茶花」「ダリア」「ブルーベリー」「桜の木」「栗の木」に成虫がいることを投稿したが、今回、さらに「ミカン」「柚子」「ポンカン」「晩白柚」「カボス」など柑橘系の葉や小枝にも成虫がたくさんいて、白色毛状の産卵痕を確認した。
本種は成虫・幼虫ともに吸汁する。産卵痕より上位の枝葉を衰弱させるというが、あまりにも白い産卵痕が多く付着している。
こんなに多くの果樹にハゴロモがいることに驚く、来年に出る影響(被害)が心配である。
本種に登録のある農薬は、まだないという。
産卵痕の中の卵はいつ孵化するのだろうか?
成虫で冬越しするのか?
このハゴロモに対して令和7年度病害虫発生予察特殊報が出され、注意喚起されている。
今後どうなるのか、状況を把握したい。
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