さんろ自然塾うめだファームからのすごい夢のあるお知らせ。
「シャクヤクの花酵母からお酒を造る」夢のプロジェクト始まる
1. シャクヤク酵母検出の経緯
奈良県産業振興総合センターでは県内のシャクヤクの「花弁」や「つぼみ」を「食」としての利用の可能性を研究・検討している。
一昨年、昨年と分析され、随時、その成分分析の結果が報告され、機能性食品としての有用性が報告されている。(この結果は別に報告予定である)
その分析結果の中で、特に驚いたのがシャクヤクの花弁から採取された酵母菌であつた。
2. シャクヤク花酵母の名前は
県内で他の市町村のシャクヤクからも酵母菌が検出されているが、「うめだファーム」のシャクヤクから採取された
酵母(シャクヤク花酵母)はサッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)であつた。
3. シャクヤク花酵母の特徴
この酵母は低アルコールの醗酵菌であり、ワインなどの酵母としては良く知られた酵母菌であり、この酵母から造られたお酒は食前酒のような感じで、甘くて、少し酸っぱいという。
4. シャクヤク花酵母による試験醸造の結果
産業振興センターではこの酵母を含め、他のシャクヤク花弁から採取されたシャクヤク酵母を用いて試験醸造を行い、お酒造りに適した酵母菌かどうかをも分析・検討がなされ報告されている。
そこで、うめだファームで採取されたシャクヤク酵母で試験醸造されたお酒があると聞き、詳しく産業振興センターの方にお聞きした。
5. 実際に試飲する
試験醸造されたお酒の整理番号がU87、U88(UmedaのUだったので以下U87と表現する)
説明によるとU87の透明度が高く、結論として、お酒は造れるという。
そこで、出来たお酒を実際に見せてもらい、試飲させてもらった。
「美味しい❣️❣️」
甘くて飲みやすい‼️
5.お酒造りプロジェクトの発足
この酵母菌でお酒造りをしたい。と思い、お酒を楽しく飲む会(さんろく婆ーの会)のメンバーに相談、御所で採れた酵母で、御所の水、酒蔵、人、米で酒を造ってもらおうと、葛城酒造に相談、懇願した。
しかし、U87酵母はアルコールの濃度が低いのが欠点であり、酒造りにはリスクが高い‼️とのことである。
「醗酵させたときに、アルコール濃度が上がらない場合、雑菌等に樽が汚染される可能性がある」というリスクはどうしても避けられないのである。
しかし、リスクが高いが、夢のお酒を造ってほしい
「お酒を愛するものの夢がかかる酒造りを❗️」
これが金剛山さんろくの「シャクヤク花酵母によるお酒造りプロジェクト」のはじまりである。
シャクヤク花酵母でのお酒造りは「葛城酒造さんの肩に」かかっている。
美味しいお酒が出来ることを祈るばかりである。
一言主神社にお詣りして祈願して来よう❗️