さんろく自然塾うめだファーム
シャクヤク管理〜摘花作業始まる〜
華燭の典、滝の粧、滝沢赤色2号の豪華な花を皆様に愛でていただき、また大和ハープの演奏(井藤和美&伊藤忍)も行ってもらったシャクヤクガーデンの花、受粉がすみ、花弁が落ち始め、もう種子が大きくなりつつあります。(根に負担がかかる)
さらに、雨が降ると八重の花に水分が含まれ、頭を下げて、茎が折れるものも出て来ます。
盛りを過ぎたものは花の周囲から白っぽくなり、最終的には花弁が全て落ちてしまいます。溝に落ちたものは絨毯のようになりますが、後の処理が大変です。
葉の上に落ちた花弁は光合成の邪魔になるので、株元に落としていますが、なかなかひっついて落ちません。
その為、出来るだけ早く花のみ取り去り、最大限、葉を残して根の方に負担のないようにします。
この摘花後には株元の草を抜き、根の方が太く生育するように、御礼肥えを施します。
今年は県の産業振興センターの分析で、シャクヤクの花自体も機能性素材であることがわかり、生薬分野以外に食品への応用も検討され始めました。また、草木染めへの検討も行われ始めています。
シャクヤク栽培は750坪(4か所に分散)に栽培しているが、来年も自然の恵みを受けて、美しい花を咲かせてほしいと一本一本のシャクヤクに感謝の意を伝えつつ、しばらくの間、摘花作業が続きます。