大和当帰に親しむ日・終了報告

さんろく自然塾うめだファームの念願であった【大和当帰に親しむ日】のイベントを8月27日、三日月kan北芝美佳さんの全面的な協力を得て実施し、無事に終了しました。
 
大和当帰を実際に育て始めて3年、当帰栽培のきっかけを頂いた奈良県薬事研究センターの西原正和先生を講師に招き、「奈良の大和当帰について」と題して1時間、講演をいただき、その後、うめだファームのミニ薬草園に移動、栽培1年目、2年目、3年目の大和当帰をみていただき、独特の香りに包まれながら、茎・葉・花や種などに触れ、当帰葉を採取していただきました。アゲハの幼虫を発見される方や栽培法を具体的に質問される方などもあり、炎天下のなか、参加者の熱い視線と熱心さに大和当帰自身も暑くなっていたようです。
 
圃場からカフェに戻ったあと【奈良の薬草】について追加講義があり、その後、さんろくのおうち(民泊)に移動、圃場から採取した大和当帰葉をふんだんに使った「さんろく自然塾」ならではの薬膳料理のフルコースを楽しんで頂きました。
 
コーヒーを飲みながらの質疑応答で栽培に関しての質問も多く、大和当帰栽培の先輩で指導を仰いでいる吉野町の内田英夫氏から詳しく答えを頂きました。
 
多くの質問のため、定刻より30分程延長、【大和当帰に親しむ日】のイベントを無事終了しました。
 
今回の講義や大和当帰栽培の圃場での説明・当帰葉の採取などの様子はZOOMでの参加者・Facebookでの参加者に動画で実況配信するという新しい取り組みを行いました。
 
主催者として大和当帰に関する専門家を招聘して、興味ある多くの方々に楽しく学んでいただいたことは、「大和当帰についてより多くの知識を得る」という第一歩の目的がかなつた1日になつたと思います。
 
今回のイベントで大和当帰葉活用法について検討課題が見つかり、次回、イベントを実施する際に報告出来るよう取組たいと考えます。
 
今回のイベントに遠方からお越し頂いたリアル参加者の方々、ZOOMやFacebookで参加して頂いた方々に厚く御礼申しあげます。